バックトゥザフューチャーは、矛盾点が今なお考察される人気のアメリカ映画です。バックトゥザフューチャーシリーズはストーリーを純粋に楽しむこともおすすめですが、矛盾点を探して考察してみることも面白いですよ♪
久しぶりにバックトゥザフューチャーシリーズを鑑賞しようと考えている人は、矛盾点を知っていれば新しい発見ができますよ!
初めてバックトゥザフューチャーシリーズを見る人も、矛盾点の考察を含めてより物語の世界観が楽しめるはずです。
ただしバックトゥーザフューチャーをまだ見たことが無い人は、考察にネタバレ内容も含むので注意してください!
そこで今回はバックトゥザフューチャー矛盾点について!
・バックトゥザフューチャーシリーズに矛盾点ができた理由を考察!
・バックトゥザフューチャー5つの矛盾点
をお届けします!
バックトゥザフューチャーシリーズに矛盾点ができた理由を考察!
バックトゥザフューチャーシリーズに矛盾点ができた理由を考察していきます。複数の理由が考えられますので、紹介していきますね♪
理由①:タイムスリップを扱う物語だから
バックトゥザフューチャーと言えば、タイムスリップがテーマの物語ですよね。そのため、時間の概念やパラレルワールドについて考察する必要があります。
時間の概念やパラレルワールドについて考えいると難しいなと思ってしまいますが、時空を移動する物語は矛盾が起きやすいと言われています。
例えば、同じくタイムスリップを取り扱った「ターミネーター:ニュー・フェイト」や「時をかける少女」などは矛盾点が指摘され考察されることが多いです!
もしバックトゥザフューチャの矛盾点の考察が楽しいと感じた人は、他のタイムスリップがテーマの作品もチェックしてみることもおすすめですよ♪
理由②:続編のことを考えていなかったから
『#バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、今では信じられないかも知れないけど、1985年の公開当時は続編の制作はアナウンスされていなかった。だからビデオ化された時に、デロリアンが飛んでくるラストカットに続いて「TO BE CONTINUED…」というテロップが追加されていたのは心底驚かされたのです。
— 伊尾喜 大祐 (@TokyoBiff) March 24, 2020
もともとバックトゥザフューチャーは、続編を作る予定はなかったという話は有名です。そのため、続編のPART2と3を作成する際に矛盾ができたのではないかと考察できます。
実際にシリーズを全部見た人は、矛盾を感じるという感想を持つことも多いです。今では後世にまで残る名作映画ですが、1985年の公開当時はここまでヒットするとはスタッフは思っていなかったのかもしれませんね!
理由③:主人公をメインに世界が動いているから
バックトゥザフューチャーには、主人公の行動にまつわる矛盾点が多くなっています。ただ映画ですので、主人公をメインに世界を動かす必要がありますよね?
科学的に考えれば矛盾を感じることも、映画の世界だからと考察すれば納得できる部分も多いです。映画なのに主人公が活躍しないシーンが多いと不自然ですものね!
ただ映画だから仕方がないと矛盾点の考察をやめてしまうと、面白さが半減してしまうこともあります。矛盾点も含めてバックトゥザフューチャーの世界観を楽しむことがおすすめです♪
バックトゥザフューチャー5つの矛盾点!
矛盾点①:両親がマーティをカルバン・クラインだとわかっていない
バックトゥザフューチャーの矛盾点として語られることが多いのは、両親がマーティをカルバン・クラインだとわかっていないという点です。
自分達がカップルになったきっかけになった男の子が、息子だと気が付かないのは不自然だという声があります。たしかに恋のキューピット役のことを忘れることはないとも思えますよね!
https://twitter.com/mayumi_fujii/status/1253340970772361216?s=20
この矛盾に関しては、バックトゥザフューチャーの脚本を担当したボブ・ゲイルが「高校時代に8日間しか会っていない子を鮮明に覚えていることは不自然だ」と答えています。
確かに学生の時に数日会っただけの子の顔や声などを鮮明に覚えていることも、違和感がありますよね。さらに息子がまさかタイムスリップしたなんてと両親も思っていないのではないかとも考察できます。
矛盾点②:未来の自分達を目撃する
バックトゥザフューチャーPART2でドクとマーティーはタイムスリップした30年後で未来の自分達の姿を目撃します。
ただ1作目のバックトゥザフューチャーでは、犬のアインシュタインが1分間の時間旅行をしている際はアインシュタインは消えるという描写がされています。
つまり1話のルールを適用するとタイムトラベルをする場合は未来の自分達が存在しない世界でないと矛盾が生じると言えます。
だた未来の自分を主人公が目撃しないとそもそものストーリーが展開していかないため、仕方のない矛盾点なのかなと思います。
矛盾点③:老人ビフが戻る世界が変わっていない
バックトゥザフューチャーPART2では、老人ビフがスポーツ年鑑の雑誌を手に入れ若い時の自分に手渡したことで、若いビフが大金持ちになった未来に変わってします。
そのため老ビフが戻る世界は、老人ビフがお金持ちになった世界でないと矛盾が生じます。しかし、老人ビフが戻ったのはお金持ちではない元々のオリジナルの世界でした。
バックトゥザフューチャー最大の矛盾は
2015年のビフがデロリアン盗んで
1955年のビフにスポーツ年鑑渡した時点で未来が改変されるのに
元々居た未来に帰ってこれた事改変後の85年でドクがマーティに 今から未来に行っても改変後の未来にしか行けないって言ってるから尚更矛盾してる
— ゆきふれ (@Yuki_flakes63) January 14, 2015
さらにバックトゥザフューチャーの中では、再び未来に行っても変わってしまった未来にしか行けないというルールが存在します。考察が難しいですね!
矛盾点④:クララの存在
バックトゥザフューチャーのクララってめっちゃ素敵だよね、理想のタイプかもしれん。 pic.twitter.com/Dx0dfoWfPG
— らむP (@hdpe_xd) March 21, 2020
クララは、バックトゥザフューチャーPART3に出てくるドクの恋人です。クララは、ヒル・バレーに着くとなくなってしまう運命でしたが、同時にドクが恋に落ちる運命の相手と矛盾した存在として描かれています。
クララとドクのやり取りはバックトゥザフューチャーでも人気ですので、ぜひ矛盾を頭に入れつつ楽しんでみてください!
矛盾点⑤ドクからの手紙
#このタグを見た人は好きな雨のシーンを貼れ
バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2
過去のドクから預かった手紙をマーティに渡す場面。 pic.twitter.com/EvD0bNTkEZ— 伴菜摘 (@manaosada) June 4, 2019
バックトゥザフューチャーPART2の終わりで、1955年でデロリアンに乗っていた1985年のドクが、意図せず1885年に行くシーンが登場します。
そのあとすぐに、1885年のドクからマーティーに手紙が届きます。その手紙がキーとなって、1955年のドクの協力のもと、マーティーは1885年へ行くことになるわけです。
ただ過去に行く前の世界が変えられたのであれば、その後の未来も変わると考えますよね?となると、手紙の存在も無くなりマーティーには届かないはずです。矛盾しています!
矛盾点etc…
代表的な矛盾点は上にある5つですが、他にも
・デロリアンの走行距離がおかしい(なぜか減っている)
・マーティのサングラスに撮影スタッフや機材が反射してしまっている
・マーティの腕時計がなくなっている
などなど…ストーリー上おかしな矛盾点というよりかは、撮影上のミスに近いものが100個以上指摘されています。時間をいったりきたりという設定だと、どうしても通常よりも細かい部分が矛盾してきてしまうかもしれませんね。
まとめ
バックトゥザフューチャーは、シリーズ全体を通してみると矛盾が多いことが分かりました!しっかり物語を理解していないと気が付かない矛盾点もあったと思います!
次回バックトゥザフューチャーシリーズを鑑賞する場合は、矛盾点に注目して考察しながら楽しむことがおすすめです。
いつまでも色あせないバックトゥザフューチャーの世界を楽しみましょう!